AWS EC2のvCPUの緩和申請の方法
手元のPCではスペック不足でAIが動作しなかったので、EC2で動かそうとしたらエラーが出てインスタンスが起動しなかった。 EC2のサービス クォータに引っかかったので緩和申請を行う。
AWSにサービス クォータの緩和申請を行う
リージョンを変更する
クォータはリージョン毎に制限が異なるため、EC2インスタンスを立てたいリージョンに変更してから緩和申請の作業を行ってください。
緩和申請を行うにはvCPUの数が必要なので調べる
インスタンスタイプ
https://us-east-1.console.aws.amazon.com/ec2/home?region=us-east-1#InstanceTypes:
今回起動したいインスタンスはg4dn.xlargeなのでvCPUの数は4個。
緩和申請を行うためにService Quotasを開く
- EC2のクォータを変更したいのでAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)をクリック。
クォータの申請を行う対象を選ぶ
- クォータを検索の検索窓に「On-demand」と入力して検索。
- 検索結果が表示されたら、今回はGタイプのインスタンスのクォータを変更したいので選択。
- 選択したら右上の「アカウントのクォータを増やすをクリック」。
クォータの引き上げをリクエストする
- クォータの引き上げリクエストの画面が表示されたら、クォータ値を変更に「4」を入力して、リクエストをクリック
- リクエストが完了するとAWS空メールが届きます。
またダッシュボードで現在の申請状況を確認することが可能です。
ダッシュボードでリクエスト状況の確認
審査完了後
- 申請内容の審査が終わると審査結果の書かれたメールが届き、ダッシュボードの画面上は以下のように表示されます。
今回は申請が完了してから承認されるまで15分程度でした。
クォータが反映されたか確認する
- クォータの引き上げの申請が承認されてから反映されるまで約30分程度かかります。
- 「最近解決したサービスのクォータのリクエスト」に表示されているリンクをクリックすると設定が反映されたかどうか確認できます。
EC2インスタンスの起動
無事起動することができました。